農業におけるイノベーションで人類をもう一歩先へ

人類史上、農業技術の進歩は数十億人の生活を向上させています。モンサントは、この歴史の軌跡に加われていることを幸運に思います。農場で進化する技術がどのように人類の進歩につながっているかをご覧ください。

イノベーションの歴史

最もインパクトのある農業のイノベーションのいくつかは前世紀に起きています。例えば、綿繰り機、蒸気機関やトラクターのような機械の開発など明らかなもの。その他には、従来育種やバイオテクノロジーを通じた種子の改良や生物農薬製剤を通じた土壌内外の改善など、裏舞台で貢献してきたものもあります。これらすべては、今まで以上に生産性を上げるため、農業生産者が作物の栽培、管理そして収穫をする上で大いに役に立っています。

モンサントの研究者は、農業生産者が区画あたりの収量増を目指せるソリューションの開発にかつてないほど力を入れています。それは、水、土地、エネルギーのような天然資源をより有効活用し、現在そして将来農場で起こりうる重大な課題に対応する必要があるからです。

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今日の課題

人口増加

国連は世界の人口が、今後数十年で90億人を超えるであろうと発表し、それは農業生産者が今後50年間に、過去1万年の合計と同量の食料を生産しなければならないことを意味します。イノベーションを創出し続ければ、農業生産者が世界のニーズを満たす持続可能な農法を安易に取り入れることを可能にします。

限りある資源

1960年の1人あたりの米国農地面積は1エーカーでした。ワールドウォッチ研究所は2050年の1人あたりの米国農地面積は3分の1エーカー未満になると予想しています。これ以上多くの土地を作りだすことはできません。区画あたりの最大収穫量を目指せて、農業生産者ができる限り効率的に働けるように、農業は常に新しい方法を開発しています。

気候変動

極度な気温や過少や過多な降雨量は作物の育成を妨げます。例えば、米国環境保護庁によると、2010年および2012年の夜間の高温が原因で中西部コーンベルト全域でトウモロコシの収穫量に影響がでたり、2012年の暖冬による早期発芽でミシガン・チェリーに2.2億ドルの損失がでたことを挙げています。農業を要因とする気候変動への影響を減らしつつ、進化する農法や製品を通じて、生産性の向上が図れる技術革新を推進できるよう農業生産者と協働して参ります。

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イノベーションにより農業生産者はより少ない資源を活用

農業の研究開発は、より少ない資源 (土地や水など)や農場への投入物(エネルギー、肥料や農薬など)により、最大の収穫量を目指す農業生産者を支援するソリューションを導き出します。モンサントは、データサイエンス、植物育種、バイオテクノロジー、化学農薬、生物農薬製剤の5つの主要分野に注力しています。

 


データサイエンス

業界のパートナーとともに天候、土壌、その他の自然パターンに関するデータを活用して、適正量の資源を、適切な時と場所に利用できるよう農業生産者を支援します。

【利点】 衛星からのデータや対話型の地図およびセンサーにより、農業生産者は天候パターン、植物の健康状態および土壌についての貴重な情報にアクセスできます。この先進的なデータ駆動型ソフトウェアは、農業生産者がどのように作物を栽培、管理、収穫すればより正確に最適化できるかを示すツールです。


植物育種

植物育種におけるイノベーションは、農業生産者が何千年も行ってきたことの手助けとなります。望ましい植物の特性を持つ作物を栽培すること。今日の植物育種では、種子をより正確かつ効率的に改善できる植物遺伝学の知識を利用することが可能となっています。

【利点】 病害抵抗性、穀物の質もしくは水資源利用の効率化のようなより望ましい植物形質の育種は、農業生産者がより良質で多収量の作物を生産することを可能にします。


植物バイオテクノロジー

植物バイオテクノロジーを通じて、研究者は生物が自然の中で繁栄できる害虫抵抗性のような 有用形質を取りだし、そして各環境で生き残れるように新しい植物へ追加します。

【利点】 20年以上前の導入以来、植物バイオテクノロジーは温室効果ガス排出量削減、水資源保全、農薬使用量の削減や病害虫防除による収量増といったメリットを農業生産者へ提供しています。さらにこの技術は、栄養の面でも作物に利点を生んでいます。過剰なトランス脂肪酸を作らず食用油へ変換できるダイズ、また現在でも発展途上国の食生活に欠乏している重要な栄養素であるビタミンAを含むコメなどがあります。


作物保護(農薬)

種子および植物はどのような時でも害虫、天候、痩せた土壌、雑草および病気などの危険にさらされています。私たちは、植物の健康を保護し、環境への影響を最小限に抑えるためのソリューションを提供できるように努めています。総称して農薬として知られている除草剤、殺虫剤、防カビ剤などの作物保護ツールは、農業生産者の成功のために毎シーズン必要不可欠な役割を果たしています。

【利点】 農業生産者の収穫を危機に晒す、もしくは壊滅的影響を及ぼすような脅威から作物を保護する選択型製品。


生物農薬製剤

モンサントの生物農薬製剤プラットフォームには、BioDirect™および農業微生物製品の2つのコアテクノロジーが含まれています。これらの製品は、害虫から有益な昆虫を守ったり、作物に栄養を与えたり、害虫、雑草や病気から作物を保護するなど、農業に有益な自然の物質やプロセスから開発されています。

【利点】 土壌微生物によるコーティング種子は、作物の栄養素の吸収を改善し、植物の成長を促進し、さらに害虫や病気から守ることができます。現在開発中のもう一つの生物農薬製剤は、重要な花粉媒介昆虫であるミツバチをミツバチヘギイタダニの脅威から守るものため製品です。


 

より健康的な世界へ

農業における環境の持続可能性は、単に革新的な製品に頼るだけでは成り立ちません。農業生産者のツールを改善するため、当社の5つの研究開発プラットフォームを通じた研究に加えて、二酸化炭素排出量の削減、生物多様性の保護、天然資源の保全をどのように継続して改善できるかという成功例を研究、特定、提唱するために業界全体と協働しています。スマートな製品と成功例をもとに、農業生産者は世界をより健康なものへと導いてくれます。モンサントは、その進展のサポートがきることを誇りに思います。私たちの研究の詳細については、Monsanto.com/Innovationsを参照ください。

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